ブラッドベリは挫折することが多くてそんなに読んでないんで原作は読んでなかったけど、それでも「サウンド・オブ・サンダー」という映画は、違うよなあと思ったりするわけです。有名な、蝶がはばたけば桶屋が儲かるというカオス理論のバタフライ効果を取り込んだりしてはいますが、映画はいかんせんあんまり面白くないのは困ったもんです。多分原作は面白いのだろうと思います。
で、そこで、面白いのはわかってるのを観ます。
どうも日本版のブルーレイがなかなか出そうもなく、DVDは以前とんでもないプレミア価格がついてたのも、常識的な価格になってたので買いました。
なにやら、ディレクターズカット版も付いてるっていうんで、そちらをば拝見します。
ああ、そうだった、そうなんだよ、と観続けていますと、結末が全然違った。ああ、驚いた。そういうことにしたのかあ、凄いなあ。
以前はテレビ放送でしか観たことがなかったから、別の決着のつけ方だったもんなあ。これもあり、というか、もしかしたらこれしかないのかも。とも思ったり。
パッケージによると劇場公開版と違うラストがもうひとつあるらしい。テレビで観たのはどっちだったんだろうか?今夜おでん食べながら確認しましょう。
追記
おでん食べながら観ましたら、エンディングはさらにふたつありました。
やっぱ劇場公開版(テレビ放送)のがいいね。もちろんディレクターカット版も引けを取らない。
最近買った本。
本屋さんで売ってないからモデルアートさんから直接通販で買いました。
残念ながらプラモデルがないんだなあ。
バタフライ・エフェクトのラストはテレビ放送(劇場版)が一番ですねぇ。他のバージョンは記事を読んだだけですがディレクターズカット版はどうなんでしょうか???
それにしても後のDVD販促のため?なのか、脚本のブレなのか?何パターンもラストを作るのですね。
tnmodeleさん
初見がテレビ(劇場版)だったのであのラストでやられちゃいました。
ラストだけが違う2パターンはあんまり好きじゃないですねえ。そのどちらかが採用されてたら残念だったでしょう。劇場版のラストでよかった。
ディレクターズカット版は、劇場版をさらに突き詰めた感じです。いくつかシーンも追加されていて、異なるエンディング(結末の数分間はまったくの別物、壁に映写する8mmのホームムービーの内容から違います)への伏線もあります。
製作陣は撮影が終わった素材をみて劇場版とディレクターズカット版、どっちのエンディングで劇場公開するか悩んだんでしょうねえ。憶測ですが。
ラストだけが違う二つはすぐにボツ。多分。