木曽に3Dプリンターを持ってきてるので、とりあえず空いてる場所にセッティングして簡単に動作確認します。ちいさい直方体(モノリスではない)をテストプリントしてみて大丈夫だったので、かねてより用意していたデータを読み込ませます。
なぜか真夜中の0時すぎに印刷開始。ワタシはも少し呑みます。
さらに夜は更けて1時すぎ。ワタシはもう床について布団読書します。
おはようございます。起きました。
朝8時45分にはこんな状態です。
12時前、お昼食べます。
13時すぎ、あと少し。
13時30分、目を離してたらできてた。
サポートがぐちゃぐちゃになってますなあ。あちこちで糸引いてるし、積層段差も強く自己主張してます。こんなに大きいのは初めてだったし、こんなものなのかな?もちっと設定を工夫したり、機械の調整すればもっと綺麗になるかな。今後の研究テーマができました。ともあれ、今回の目的にはこれで充分なので良しとしましょう。
目的その1
1/12のバイク模型と並べたい。よってプリントしてみてそれっぽい大きさを探りたい。わざわざ立体にしなくても図面を紙に印刷してもいいじゃん、とも思いますが、やっぱり立体にしたいぞ。手段があるんだ。21世紀だ。立体じゃないとわからないことだってある。なによりやりたいんだ。
そのために分割されていた各部品をすべて一体化して組み立ての手間を省き、150mm四方の造形テーブルに対角線に配置してできるだけ大きくプリントする。全長150mmでは1/12には小さすぎるのは図面上わかっていたので。
で、手持ちの1/12カワサキKLX250と比較検討する。
と、あああああ、KLXのハンドルが折れたあ。なんたること。まいった、いっそアルミハンドルにでも交換か。どっかで1/12のレンサル売ってないかなあ、プロテーパーでもいいけど。あ〜あ。写真撮影はごまかそう。ライトサイクルはサポート除去して軽くサーファイサー吹くと積層段差の自己主張が最大になったよ。
で、比較写真。
ちと小さいなあ。もうひとまわり大きくしたいなあ。人が乗ってるようには思えない。1/12の人形でも持ってればよかった。なにか安くていいのがあったら買おうかな。
目的その2
昨年作ったモデルから変更してるので、その確認。はたして良くなってるのか否か。
昨年とほとんど同じ大きさのデータも作成してプリント、昨年のモデルと比較。
右が新モデル。左が昨年旧モデル。
ありゃあ、ぱっと見はほとんど同じだねえ。けっこう変えたつもりだったのに。新モデルはボディ背中の曲面の円弧の半径を小さくして位置を上方に移動して全高を若干高く、ホイールベースもやや短縮、旧モデルの平べったさから、ややずんぐり方向へフォルムの変化を目指したんだけど、言われなきゃわからんでしょ。コンピューターの画面ではかなりの変化に見えたんだけど立体にするとそうでもないねえ。
まあ、ぱっと見は同じでも、よく見れば違いはわかるのでこれはこれでいいや。
さて、立体にしたことで、フォルムの変更とは別に改善点もいくつか見つかったので、そこんとこを修正変更して、さらに本番では一体化せずにデータ作成時とは異なるプリント用の各部分割するのでその分割方法の検討が必要、とくにでかいサイズはどうやっても150mmx150mmx150mmの造形スペースに収まらないので、どう分割するか悩みどころ。さらにサポートを最小限にする積層方向(いや、ほんとサポートはめんどせえ)にしましょう。ど真ん中でまっぷたつにして、もなかにして、たいらにセットすることになるね。昨年と同じだね。
しかし、自宅にすぐ使える3Dプリンターあるのはいいねえ。今回のだって昨年みたいに業者に頼んでたらいったいいくらかかったやら。時間も数週間かかるし。たしかに精度は若干低くなるけど。それよりすぐに結果が見られるメリットのほうが大きい。まずいとこ見つけたら途中で中止だってできる。こんなんが6〜7万円の機械でできるんだよなあ。樹脂は買わなきゃいけないけれど、機械を安くして樹脂をいっぱい買わせる、すでにかつてのインクジェットプリンター状態になってる3Dプリンター。それもまた、あな、楽しからずや。
成形されていく、連続写真を見ると、
なんかワープして来たみたいだ。
ぴろんちょさん
惜しい。これは物質転送機なの。
謎の空間から送られてきてるんだけど、ダイヤルアップで遅いの。